カムイ伝 (10) (小學館文庫)

出版時間:1995-6  出版社:小學館  作者:白土 三平  

內容概要

▼第1章/梟首▼第2章/蔵六陣▼第3章/川ガラス▼第4章/傀儡▼第5章/木の間黨●主な登場人物/カムイ(厳しく差別される身分から自由を求めて脫出し、忍びと化した天才忍者)、正助(優(yōu)れた知能で社會を改革しようとする農民)●あらすじ/非常法による物価の上昇、札相場の下落、藩札の亂発は悪循環(huán)を繰り返し、藩內の混亂と生活の悪化はますますひどくなっていった。生活の困窮にあえぐ農民たちの怒りの矛先をそらすため、その張本人である目付け側は御用商人を公金橫領者として処刑する。そして新しい御用商人?大蔵屋を登場させることで、藩內の経済不安は一時的に解消されたかのように見えた。一方、日置藩のナゾを突き止めたカムイだったが、忍びとして生きることに迷い始める。そして、隠密団の小頭?手風によって窮地に追い込まれるが……?!瘠饯嗡蔚菆謦悭楗咯`/ナナ(カムイの姉)、苔丸/スダレ(夙谷の住人で、正助の協(xié)力者)、ゴン(花巻村の農民)、草加竜之進(元次席家老の息子)、笹一角(元日置藩剣法指南役)、夢屋七兵衛(wèi)(金の力で権力に対抗しようとする商人)、赤目(カムイの忍びの師匠。忍びの社會から抜け出し、夢屋の商売を助けている)、橘軍太夫(日置藩目付け)、橘一馬(目付けの息子)、玄蕃(目付けの弟)、橫目(目付けの手先となって働く夙谷の頭)、サエサ(橫目の娘?くノ一)、搦の手風(幕府隠密団の小頭)、水無月右近(剣に生きる浪人)、三角(日置藩城代家老)、ナゾの猿回し(正體は公儀隠密の首領)、大蔵屋(日置藩の御用商人)
徳川幕府による厳しい身分制度下、権力の重圧にあえぐ者たち。多彩な人物群と雄大な構想、透徹した歴史観で綴る白土劇畫の代表作であるばかりでなく、日本コミック史上に燦然と輝く名作。

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