出版時間:1989 出版社:河出書房新社 作者:井上 孝治
內容概要
1950~60年代にかけての福岡の街、風景、人、なによりも子供を撮った寫真集。撮影は聾唖のカメラマン、井上孝治。
今よりも経済的には相當貧しい日本の普通の姿が寫されている。舗裝率が異常に低い道路、粗末な服裝、顔つきや體格が今とは違うひとびとなど、ほんの數(shù)十年前のことなのに、とても遠いものに見えます。ただ暗さはありません。整備されていない道の上でありあわせのものを著て遊んでいる彼らの表情はイイ。報道寫真だけでは窺い知れない當時の活き活きしたほんものの生活感が伝わってきます。
しかし無垢な被寫體とカメラマンの視點を賛美するだけにはしたくない気がします。道路を整備したりいいものを著れたり食べたりできるようにしたいという意志はある時點までは間違っていなかったのに、それと引き換えに失ったひとびとの表情があることに、社會の営みの難しさを感じます。
http://www.juliet.co.jp/main/special/inoue/index.html
作者簡介
井上孝治 プロフィール(1919~1993)
福岡に生まれ、三歳で聴覚と話す言葉を失いながら、時代の「記憶」を撮り続けた寫真家?井上孝治。青年時代からカメラに魅了され、1955年、筑紫郡春日町(現(xiàn)春日市)に寫真店を開業(yè)。1957年から聴覚障害者の寫真クラブを主催、その傍ら、福博の街を撮り続けた。國內外で作品展が開かれ、1993年にはフランスのアルル國際寫真
フェスティバルに招待された。
圖書封面
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