出版時(shí)間:2002 出版社:法藏館 作者:彌永 信美
Tag標(biāo)簽:無
內(nèi)容概要
破壊神シヴァが福神大黒に変貌し、大地女神は老翁に姿を変える。インドから日本に至る東アジア世界を覆い、國(guó)家さえ動(dòng)かした豊穣なる「仏教神話」。謎に満ちたその領(lǐng)域を、膨大な文獻(xiàn)?図像を駆使して切り拓く。
作者簡(jiǎn)介
1948年?yáng)|京生まれ。1969年パリ高等學(xué)術(shù)院歴史文獻(xiàn)學(xué)部門日本學(xué)科中退。専攻は仏教學(xué)(主として中國(guó)?日本の文獻(xiàn)に基づいた仏教神話研究)。フランス語による仏教語彙辭典『法寶義林』の編集に參加。ヨーロッパ精神史、宗教?神秘思想史など、幅広い評(píng)論活動(dòng)を展開中(本データはこの書籍が刊行された當(dāng)時(shí)に掲載されていたものです)
書籍目錄
プロローグ 3
第一部 26
方法論的序説 26
1 仏教神話學(xué)の可能性 27
2 神話學(xué)の構(gòu)造主義革命 28
3 仏教神話學(xué)のはじまり 30
4 仏教神話學(xué)の方法論 33
5 「思考の函數(shù)」としての神格 41
6 神話的思考とはどのようなものか 44
7 神話研究の目的 55
8 「知的ブリコラージュ」という方法/引用の形式について 59
第二部 67
I 大黒天信仰の謎 68
1 「大黒」の名前の意味 76
2 ヒンドゥー教におけるマハーカーラ 77
3 シヴァ神とカーリー女神——その概要 80
4 仏教におけるマハーカーラ——はじめの手掛り 85
5 三つの基本的テクスト 87
A 『南海寄帰內(nèi)法伝』 88
B 『大日経疏』 91
C 『仁王経良賁疏』 94
II 人喰い女鬼と大黒天 101
1 大黒と鬼子母 104
2 鬼子母神神話 106
3 密教経典における大黒と鬼子母の関係 113
4 人喰い女鬼ダーキニー 122
5 パーリ語説話文學(xué)における子喰いのカーリー女鬼 127
6 ハーリーティーとカーリー女神/パーンチカとマハーカーラ 129
III 「千人切り」説話と死と再生の儀禮 137
1 『仁王経疏』の摩訶迦羅‐大黒とカルマーシャパーダ王説話 139
2 『賢愚経』のカルマーシャパーダ王説話 141
3 日本の「千人切り」説話 148
4 アングリマーラ降伏譚 151
5 アングリマーラ降伏譚とカルマシャパーダ神話 155
6 清浄太子の翻意(初夜権の濫用?1) 157
7 曠野鬼神の前生譚(初夜権の濫用?2) 159
8 パーリ語の曠野鬼神降伏神話 163
9 古代インドの仏教信仰と「死と再生のイニシエーション」 164
IV 異形の仏弟子たち 173
1 仏弟子マハーカーラ長(zhǎng)老 175
A 『長(zhǎng)老偈』 175
B 律蔵文獻(xiàn) 177
2 墓場(chǎng)の仏教?墓場(chǎng)の宗教 182
3 在家信者マハーカーラとその前生譚 190
4 異常な肥満/異常な痩軀 193
5 空腹/大食の仏弟子——ピンドーラ尊者 197
6 牛神の仏弟子ガヴァーンパティ 206
7 空腹/醜悪な仏弟子たち 209
8 神話モティーフのコンビナトワール 212
V 不浄の神?炎の神 219
1 「大力夜叉」をたずねて 221
2 ウッチュシュマ‐ジャンバラ 224
3 不浄と火の神 227
4 「多淫人」/降伏神 230
5 料理とウッチュシュマ 233
6 出産の守護(hù)神ウッチュシュマ 236
7 ウッチュシュマとヴァジュラクマーラ(金剛童児) 239
8 「子喰いの神」 241
A スカンダ 241
B ヤムナー女神 244
9 「すべてを喰い盡くす火炎」——金剛薬叉明王 248
VI インドの宗教思想と仏教神話 261
1 「宗教社會(huì)」としてのヒンドゥー世界 263
2 インド宗教思想の原像 269
A 「供犠による秩序」 269
B 「ダルマ體制」の內(nèi)と外——苦行者の世界 273
C 「信愛の宗教」 277
3 供犠?供犠としての食事?供物の殘余 280
4 供犠としての火葬 286
5 「浄/不浄」の彼岸——シヴァ信仰の表象群 287
VII 日本密教の摩訶迦羅天像と盲目のアスラ?アンダカの神話 297
1 日本の大黒天の四つの像容 300
2 忿怒相の摩訶迦羅天——その図像の起源 305
3 「アンダカ?アスラ降伏神話」——インドのマハーカーラ像 312
4 アンダカ?アスラ降伏の図像 319
5 象皮の問題 323
6 「黒羚羊」のテーマ 328
7 パリに渡った摩訶迦羅忿怒像 330
VIII 「鼠毛色」の袋の謎——大黒の袋?1 337
1 大黒と鼠?大黒と俵 340
2 大黒と鼠——江戸時(shí)代の學(xué)説 343
3 偽書『大黒天神法』の大黒天図像 346
4 『大黒天神法』の著者 348
5 『大黒天神法』の異本と典拠 349
6 大黒と大地女神——?dú)成抽T天と大地女神と鼠 354
7 護(hù)國(guó)の軍神?兜跋毘沙門——東寺の兜跋毘沙門 359
8 兜跋毘沙門と鼠 361
A 中國(guó)唐代の毘沙門軍功譚 361
B 西域の図像 363
9 兜跋毘沙門と袋を持つ侍者 364
10 インドの「クベーラ神話圏」 366
11 クベーラ‐ジャンバラとマングース——「鼠嚢」 370
12 クベーラの袋/大黒の袋 373
IX 兜跋毘沙門の神話と図像 391
1 日本の摩訶迦羅‐大黒天像と兜跋毘沙門の図像 393
2 兜跋毘沙門の文獻(xiàn)資料 394
A 足下の大地女神 394
B 雑密文獻(xiàn)の批判 397
C 『金光明経』の毘沙門天と他の福神との関連 400
D 「城闍天王」伝説の源流——ホータンの毘沙門天神話 406
E ホータンの毘沙門天と鼠神、大地女神 409
3 ホータンと毘沙門天信仰 412
4 兜跋毘沙門の図像資料 414
A その図像的特徴と作例の歴史 414
B 図像資料から見た兜跋毘沙門と大地女神 419
C 兜跋毘沙門と翼の付いた寶冠——「盜み」のテーマ 425
D 炎の光背——古代イランの「帝王」の観念 430
5 兜跋毘沙門の「未生以前」——クシャーナ王朝下の北西インドへ 435
X クベーラの変貌 443
1 ホータンから「インドの入口」ガンダーラへ 446
2 ヒンドゥー教のクベーラ 448
A クベーラとガネーシャ/クベーラとスカンダ 448
B クベーラとシヴァ 451
C クベーラとインドラ(王権) 453
3 「ガネーシャ的クベーラ」の「スカンダ化」としての兜跋毘沙門 456
4 仏教におけるクベーラ——転輪聖王の隠喩としての四天王 458
5 『金光明経』における二種のクベーラ——転輪聖王の守護(hù)神として/富の神として 463
6 クベーラとジャンバラ——その図像 465
7 ガンダーラの守護(hù)神としてのパーンチカ/ハーリーティー 467
8 「イラン系パーンチカ/ハーリーティー」——ファロー/アルドクショーの並座像 470
9 インド‐イラン宗教混淆におけるファローとアルドクショー 473
10 「パーンチカ‐ファロー習(xí)合體」と中央アジア以東のヴァイシュラヴァナ——兜跋毘沙門の誕生 475
11 インド‐イランの宗教混淆と「クベーラ的大黒」 481
12 「クベーラ的大黒」とシヴァ——シヴァの変貌/大地女神の変貌 483
13 北西インドのシヴァ信仰 486
14 仏教?hào)|漸の二つの時(shí)期 492
XI ガネーシャの太鼓腹——大黒の袋?2 503
1 西北インドの文化混淆——神話表象の東西交渉 505
2 「日本型」大黒の大袋 508
A 「大袋を擔(dān)いだ神」の類型論 508
B 近世以來の説明とその限界 511
C 摩訶迦羅忿怒像の背後の象皮 514
3 「鼠と象」——ガネーシャと鼠の神話 516
4 インド宗教における象神信仰の展開 521
5 ガネーシャとマハーカーラ/ガネーシャ(聖天)と巾著 527
6 大黒の袋の中身——大黒の袋と布袋の袋、ガネーシャの太鼓腹 528
7 仏教神話におけるガネーシャの位置(予備的考察) 531
8 聖天信仰と大黒信仰における「大根」 534
9 聖天?大黒?雙身毘沙門の儀禮における「浴油供」 537
XII 三面一體の神々——異形の福神たち 545
1 比叡山の守護(hù)神「三輪明神=大黒天神」同一説の歴史——中世の暗闇から近世の福神へ 549
2 東寺の守護(hù)神?稲荷神の伝説 564
3 「奇神?摩多羅神」の正體 567
4 摩多羅神と人喰いの毘那夜迦の伝説 586
5 「三位一體の神々」——そのヴァリエーションと歴史 593
A 愛染明王?摩多羅神 593
B 三面大黒のヴァリエーション 605
C 弁才天と大黒天 611
6 「多位一體」の神々 613
7 日本から中央アジア、そしてインドへ——「三位一體の神々」の源流 616
XII-A 補(bǔ)説 中世日本密教の「異形性」について 637
——旅の小休止—— 651
図版出典一覧 xxxix
索引 人名 i/地名 iv/大正蔵の典拠 viii/大正蔵以外の典拠 xi/
參考文獻(xiàn) xiii/神格名 xxiv/神話モティーフ xxxi
圖書封面
圖書標(biāo)簽Tags
無
評(píng)論、評(píng)分、閱讀與下載