戦國大名武田氏の研究

出版時間:1993-5  出版社:思文閣  作者:笹本正治  

內(nèi)容概要

甲斐武田氏を素材にして、戦國時代の國境の在り方、棒道に代表される道の意味、國人領(lǐng)主を支配下に組み込む過程、さらに民衆(zhòng)の側(cè)から見た戦國大名、職人?商人の支配構(gòu)造を明らかにしていく論考14篇。従來の研究に対し「あまりに武田氏の権力を大きく評価しすぎたのではないか」とする著者は、いくつかの問題を投げかけている。

書籍目錄

第一章 國境と道
武田氏と國境
一 武田氏の國中支配と衆(zhòng)
二 郡內(nèi)領(lǐng)の國境と武田氏
三 河內(nèi)領(lǐng)の國境と武田氏
四 信濃と國境
堺川の位置をめぐって
一 従來の説について
二 史料から見た堺川
三 その他の史料などから見た國境
棒道についての一考察
一 これまでの研究
二 棒道の史料と問題點(diǎn)
再び棒道について―柴辻俊六氏の批判に応えて―
一 高見沢文書を中心として
二 高見沢文書に見える勧進(jìn)について
三 高見沢文書の內(nèi)容への疑問
四 柴辻氏の棒道論について
第二章 國人領(lǐng)主と武田氏
小山田氏と武田氏―外交を中心として―
一 國人領(lǐng)主小山田氏の発展
二 郡內(nèi)の領(lǐng)主として
三 武田氏への臣従
四 武田氏配下の小山田氏
早川流域地方と穴山氏
一 穴山氏と早川材
二 檜物師
三 下山番匠
四 金山開発
武田氏侵入以前の木曽氏について
一 通説に見る武田侵入以前の木曽氏
二 史料からみた武田氏侵入以前の木曽氏
三 武田氏侵入以前の木曽氏の性格
武田氏の木曽侵入をめぐって
一 武田氏と木曽氏との接觸
二 武田晴信の木曽侵入
三 鳥居峠以北と木曽氏の勢力
四 武田晴信の戦略について
第三章 民衆(zhòng)の支配
武田氏の郷村支配について
一 甲斐の郷とその機(jī)能
二 小領(lǐng)主と郷
三 武田氏による惣郷機(jī)能の吸収
四 棟別役と郷
五 郷役と自治
武田文書に見える「地下人」について
一 武田文書中の地下人?百姓?貴賤
二 『甲陽軍艦』?『妙法寺記』中の地下人
第四章 職人?商人との関係
戦國大名の職人支配―武田氏を例として―
一 武田氏の支配職人
二 職人支配の方法
三 職人支配と國支配
武田氏の金山支配をめぐって
一 武田氏の関係した金山について
二 金山は武田氏の直轄領(lǐng)なのか
三 金山開発の時期と最盛期について
四 鉱山技術(shù)について
五 金山衆(zhòng)の性格について
武田氏の商人支配
一 御蔵前衆(zhòng)中の商人
二 武田領(lǐng)國の通行権と商人
―永祿二年付「分國商売之諸役免許書出」について―
三 甲斐の商人
戦國時代の職人?商人―甲斐を事例として―
一 戦國時代の甲斐の職人?商人の居住地
二 職人の特質(zhì)と居住地
三 商人の特質(zhì)と居住地
四 武田氏と職人
五 武田氏と商人
初出一覧
あとがき
索引(人名?事項(xiàng))

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