太公家教注解

內(nèi)容概要

太公家教は古代中國(guó)で作られた、人生の様々な局面における処世訓(xùn)を暗誦用に仕立てた幼學(xué)書である。日本にも早く伝來(lái)していたことは、藤原頼長(zhǎng)の日記、臺(tái)記康治二年（一一四三）の記事に見(jiàn)えることから確実だか、実用を旨とする幼學(xué)書であったため、その後、日中雙方において姿を消してしまい、再び世に現(xiàn)れたのは、二十世紀(jì)初頭に発見(jiàn)された敦煌文書の中からであった。
敦煌本太公家教は、諸本の多さでは文書中隨一とされ、太公家教が當(dāng)時(shí)の人々にいかに深く愛(ài)用されていたかを物語(yǔ)る。その総數(shù)は42本を數(shù)え、さらにトルファン本６本を加えれば、計(jì)48本にもなる。本書では初めて、これら全ての諸本を校合、厳密な校訂作業(yè)を経て、唐代のその全容を現(xiàn)在に甦らせることに成功した。
本注解の特徴は、50本近い異本に対し、日本文學(xué)研究法の精髄とも言える文獻(xiàn)學(xué)的方法を適用、諸本群を七系統(tǒng)十類に分類し體系化した上で、精緻な校勘を施し、注解本文を立てたことにある。本文には書き下し、通釈を加え、注釈では、単なる語(yǔ)義や典拠の指摘にとどまらず、従來(lái)の解説を超えて、中國(guó)?朝鮮?日本などアジア全體における享受や、當(dāng)時(shí)の社會(huì)?家族狀況の中で、その章句の教訓(xùn)內(nèi)容にどのような意味があるのかまで考察した。併せて、全諸本の異同を示した校異表、影印篇を収録する。
太公家教は分かり易い內(nèi)容が當(dāng)時(shí)の大衆(zhòng)に支持され、中國(guó)全土に広汎に流布し、その影響は遠(yuǎn)く中國(guó)語(yǔ)域外にまで及んだ。本書は、古代幼學(xué)の太公家教を日本で初めて本格的な研究対象とし、東アジア漢字文化圏において、それがどのようなテキストであったかを位置づけようとした學(xué)際的意欲作であると共に、太公家教の鮮明な全テキストを全世界に公開(kāi)し、ひとり文學(xué)のみならず文化史?教育史等の研究分野にも第一級(jí)の資料を提供しようとするものである。
本書の特色
本文注解篇　底本には比較的首尾が完具し古形を留めるＰ三七六四（諸本番號(hào)33）を用い、他の諸本により本文を校訂した。全文を序?跋および23の章段（全613句）に分け、各章段毎に上段に校訂本文、下段にその書き下し文を配し、?？?押韻?通釈?注を施した。
校 異 表　　33本（Ｐ三七六四）を底本とし、現(xiàn)存諸本48本全ての本文の様態(tài)?異同を把握出來(lái)るように、章段毎に作成した。
影 印 篇　　敦煌文書（スタイン文書、ペリオ文書など）、トルファン文書における、現(xiàn)存全諸本の太公家教の寫真を収めた。
解　題　　　略解題では、太公家教の概略や研究史、諸本の殘存狀況や系統(tǒng)について解説し、解題では、享受史に見(jiàn)られる問(wèn)題點(diǎn)などを中心に論じて今後の課題にまで踏み込んだ。

作者簡(jiǎn)介

幼學(xué)の會(huì)メンバー
黒田　彰 （佛教大學(xué)教授）　三木雅博 （梅花女子大學(xué)教授）
後藤昭雄 （成城大學(xué)教授）　山崎　誠(chéng) （國(guó)文學(xué)研究資料館教授）

書籍目錄

絵（カラー）?凡例?略解題（黒田　彰）／本文注解篇?校異表?影印篇?解題（山崎　誠(chéng)）
あとがき／索引（太公家教語(yǔ)句索引?太公家教成句索引）　　　　　〔佛教大學(xué)平成20年度出版助成図書〕

圖書封面

評(píng)論、評(píng)分、閱讀與下載

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