死場処

內容概要

昔、小學生の頃に探検と稱して河川敷を川沿いにずっと歩いていった事があります。
河川敷といっても整備されて無い場所が沢山あり、セイタカアワダチソウなんかが大量派生して
場所によっては進入すら不可能そうな所もある程でした。
そんな草むらをエロ本でも落ちていないかと眺めながら歩いていると、草むらの中に一部ぽっかり開けた空間を見つけました。
誰かが作った秘密基地か何かかと思い、草を掻き分けたどり著いてみるとそこはミステリーサークルの様に草が踏み荒されており明らかに人がいた様子。
買物袋から散亂したナマモノが腐っていて悪臭を放ち、傍らには女物の靴とカバンが落ちていました。
カバンを開けると口紅などの日用品が出てきて、子供ながらにここでは何かあったなとリアル感じ、
エロい夢も妄想も、あまりにも殺風景な現(xiàn)実の風景に打ち砕かれ、ああ、こんな所來るんじゃなかった！と逃げ帰りました。
と、そんな出來事を石井隆の作品を読むたびに思い出します。

圖書封面

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