闇滴りし

出版時間:2004/03  出版社:小學館  作者:かわい 有美子  
Tag標簽:無  

內(nèi)容概要

平安時代中期―宮中での謎の兇行により廃太子とされた惟喬親王の苦悩、権力欲渦巻く都の夜闇―二つの闇滴る深淵を重ね合わせて描く渾身作!!賀茂依亨は、今はすっかり力の衰えた陰陽師。蝦蟇の怪物?無白と共に國司の使いで都の外れ、小野に赴いた。隠岐に流された惟喬親王が大赦で都に戻り、そこに幽居する?;膜欷可角Pで髻も結(jié)わぬ無冠の宮に、依亨は金色の龍…王気を視、形式ばらぬ賢英に敬服。九條春暁(狐の化生)が侍り、幼なじみの宰相の中將で、検非違使別當の源由朔も通う。いずれも宮に心酔していた。夜、依亨は朧な白い影を見る。それは宮の昏い情念にまつわるものだった…。

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