八雲(yún)御抄の研究（正義部?作法部）

內(nèi)容概要

順徳天皇の編になる『八雲(yún)御抄』は、伝統(tǒng)歌學(xué)の集大成というべき厖大な著作であり、江戸時(shí)代に至るまで歌人や歌學(xué)者たちに大きな影響を與えてきた。
今回刊行される「第一　正義部」「第二　作法部」の二つの巻は、晴の歌の場の実態(tài)とその本質(zhì)を説く部分で、『八雲(yún)御抄』の中でも最も頻繁に引用され、問題にされることの多いところである。本文篇では主要伝本四本を?qū)澱栅筏品獭⒀芯科扦舷刃肖胃鑼W(xué)書?歌集?記録などを駆使して、一つ一つの敘述を厳密に読解。王朝時(shí)代の晴儀の和歌の全貌を明らかにするとともに、『八雲(yún)御抄』が先行歌學(xué)書をどのように利用して成立したかを浮き彫りにした。また【論考】の頁を設(shè)け、従來「草稿本」とされていた內(nèi)閣文庫本の性格を徹底的に究明。索引篇は、人名索引?歌合索引?歌會(huì)索引?和歌索引?書名索引?事項(xiàng)索引のほか、歌合一覧?歌會(huì)一覧を付して研究資料としての充実をはかる?！喊穗?yún)御抄』の研究はもちろん、王朝和歌の場と、その場における営みを明らかにするための必須の文獻(xiàn)である。
また、先に刊行した『八雲(yún)御抄の研究―枝葉部?言語部―』は、『萬葉集』以來の厖大な歌語と和歌的表現(xiàn)を集大成した「第三　枝葉部」「第四　言語部」についての基礎(chǔ)的研究であり、好評(píng)のうちに在庫切れとなったが、この度の刊行に併せて裝いも新たに重版することとなった。併せての御架蔵を期待したい。

圖書封面

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